胃がんは、日本人に非常に多いガンです。当院でも、毎月定期的に胃がんの患者さんが発見されています。
 上部消化管内視鏡検査、すなわち、一般に「胃カメラ」と呼ばれる検査が重要です。内視鏡を1年に1回 受けていれば、胃がんで命を取られることは有りません。

 ここで、「胃透視」と呼ばれる、検診でよく行われているバリウムを使った検査は、 あまりお勧めできません。これは、基本的に胃の影絵を見るもので あり、残念ながら、早期胃がんの発見は、かなり難しいと言わざるを得ません。
 当院では、特別な事情のない限り、胃の検査は、内視鏡で行っています。内視鏡検査は、一般にかなり苦しいと思われていますが 、のどの麻酔をしっかりやれば、それほど苦しい検査ではありません。

以上の内容は、一般的診療について述べたもので、個々の患者さんに
全ての内容が当てはまるとは限りません。
当院では、それぞれの患者さんに合わせた、検査や治療を行っております。